2008/06/16

Vocal Spectrum Show[barbershop]

昨日Vocal Spectrum Showに行ってきました。
土曜にBarbershop Festivalがあり、そのとき楽屋でMam'selleを一緒に歌い、明日もagainと約束し、昨日はアフターアフターグロウでMam'selleとBright was the nightを歌ってもらいました。感激です。
彼らは基本に忠実です。口は縦開き、母音は長くレガート、発音は前で、特に日本人と違うのはウの母音。前に出ます。いろいろと勉強になりました。
でもあのブレスだけは入れ物が違うので真似できないんですよね。

posted at 2008/06/16 23:18 | ばす |
Comments
今回私は彼らの驚異的な歌唱力、歌唱スキル力は差っ引いて、
「なぜ、こういう風に歌うのか?」
をテーマに、少しだけ冷静に見ました。

Frameworkでやるべきことが少し見えたので、
次回の練習時にでも♪
commented by くらっち
posted at 2008/06/16 23:44
ページの先頭 に戻る

2008/06/14

Barbershop Festival & Vocal Spectrum Show[barbershop]

以前紹介したバーバーショップ・フェスティバルとヴォーカル・スペクトラム ショーがいよいよこの土日に開催されます。

バーバーショップ・フェスティバル
6/14(土)14:00開演 関西学院会館レセプションホール \1,500

ヴォーカル・スペクトラム ショー
6/15(日)15:00開演 伊丹市立文化会館いたみホール \3,000

ぽっぺんは"ばす"さんと明日バーバーショップフェスティバルに出演します。でもまだ暗譜が怪しい(^_^;) 今日中に頑張って完璧に覚えまーす!楽しいですからおひまなら聴きにに来て下さいね。ヴォーカル・スペクトラムのショーも今回の最終公演になります。ぜひお出かけ下さい!

バスです。本日バーバーショップフェスティバルに出ました。
それよりもフェスティバルが始まる前にヴォーカルスペクトラムの楽屋に行って、一緒にMam'selleを歌ってきました。気持ちよかった。

posted at 2008/06/14 23:39 | ばす |
ページの先頭 に戻る

2008/06/13

むらさき〜鯨のはりしゃぶ鍋〜[gourmet]

大阪には旨いものがたくさんある。"鯨"もその一つ。昔は庶民の食べ物だったけれど、最近ではおいそれとは口にできない高級食材になってしまった。今日紹介するのは肥後橋にある"むらさき"。鯨料理と言えば「徳家」とか「西玉水」とかが有名だけれど、ここは隠れた名店と言えるだろう。名物は"はりしゃぶ鍋"だが、まず鯨刺し盛り合わせ(鹿の子、赤身、さえずり、本皮)と鯨竜田揚げを注文。刺身はどれも美味いが赤身が絶品。竜田揚げは昔給食で食べたイメージがどうしても拭いきれないのだが、ここの竜田揚げは全く別物。上等のビーフヒレカツより上品で柔らかく、しかも味わい深い。

さて、いよいよ"はりしゃぶ鍋"の登場。最初は鯨肉で水菜を巻いたのを小鉢に入れてその上から熱々の出汁を注ぐ"逆しゃぶ"状態で、次からはお箸で出汁にさっとくぐらせていただく通常のしゃぶしゃぶスタイルで食べる。この出汁が実に美味い。最初は物足りない感じだが、鯨の脂が溶け出し絶妙なバランスになる。

鍋の最後は"裏庭うどん"で締める。"裏庭うどん"の由来は本当に店の裏庭で作っていたからだそうで、稲庭うどんに引っかけたシャレだけれど、このうどんが最高に美味い!出汁に溶け出した鯨のうまみをこうやって余さずにいただけるのは幸せだ。テーブルに敷かれた紙のテーブルマットには古式捕鯨の様子が描かれていた。日本人は古くから鯨を愛し、この自然の恵みに感謝の気持ちを込めて、肉はもちろん、皮から骨まで全てを棄てることがないように工夫してきた。この店でも箸置きは"骨"、刺身が盛られていた皿は"ひげ"を利用したものだ。ぽっぺんの故郷の近くの和歌山県太地町には"くじらの博物館"があって、ここに行くと日本人がいかに鯨とつきあってきたかがよく分かる。近年、捕鯨に関しては肩身の狭い思いをしている日本だが、衣食住全てにおいて世界に誇れる素晴らしい"文化"だと思う。

http://s1.blockblog.jp/storage/server/proxy.php/frameworkquartet/isana.JPG

posted at 2008/06/13 03:56 | ぽっぺん |
Comments
うますぎですやん。大阪の冬といえばハリハリ鍋でしたやん。おしょゆうだけちょびっとたらして、ざくざく水菜を入れて。。。。。
嗚呼垂涎。
してお酒は?もち、酔鯨!
ぽっぺん先生の和歌山つながりで、納得した熊楠チョトファンの秋泉でした。
commented by 秋泉
posted at 2008/06/13 21:57
 
ページの先頭 に戻る

2008/06/08

メルヘン・ポップ[my favorite]

ぽっぺんの高校時代はクラブ(合唱部)とバンド活動に明け暮れていました。当時はディープ・パープルやクィーンなどのブリティッシュ・バードロック全盛の頃で、ぽっぺんは最初はハイウェイ・スターなんかをコピーしてギンギンでロック少年していたのですが、それほど女の子にもてないことに気づき、すぐにかぐや姫などのフォーク路線に変更した軟弱者でした。それはともかく、その頃はニューミュージック(今のJポップ)全盛で、このアルバムは鈴木茂、松任谷正隆など当時の第一線のスタジオミュージシャンが結集して作られた"童謡集"です。アレンジが凝りまくっていて、"犬のおまわりさん"はオブラディ・オブラダ風、"おつかいありさん"はレゲエ風、"森の熊さん"は途中で火曜サスペンス劇場風になったりします。イントロを聴いただけでは何の曲か予想もつきません。もちろん当時はレコードで、ぽっぺんは友達が持っていたのを借りてカセットテープにダビングして愛聴していたのですが、去年このアルバムが約30年ぶりにCDで復刻されたのです。当時はコンピュータの打ち込みなど全くない時代で、ミュージシャンの職人技が光る素晴らしいこの演奏は、今聴いてみてもまったく古さを感じさせません。

1.犬のおまわりさん
2.ドレミの歌
3.かわいいかくれんぼ
4.猫ふんじゃった
5.10人のインディアン
6.お使いアリさん
7.森のくまさん
8.げんこつやまのたぬきさん
9.クラリネットこわしちゃった
10.おもちゃのチャチャチャ
11.赤とんぼ
12.春よ来い
13.たき火
14.しょうじょう寺のたぬきばやし
15.大きな栗の木の下で
16.赤い帽子 白い帽子
17.夕やけ小やけ
18.むすんでひらいて

[参加アーティスト]
編曲+ギター:鈴木茂
キーボード:松任谷正隆、斉藤準
ドラムス:林立夫
ベース:後藤次利
パーカッション(ラテン):斉藤ノブ
A.ギター:石川鷹彦、吉川忠英
テナー&ソプラノ・サックス:ジェイク・コンセプション
唄:パラシュート
オリジナルリリース:1979年 VV-5009(ビクター)

posted at 2008/06/08 19:41 | ぽっぺん |
ページの先頭 に戻る

2008/06/05

CHEZ TOOTS[my favorite]

10年前に購入したお気に入りのCDです。トゥーツ・シールマンス(ブリュッセル出身のジャズ・ハーモニカ奏者)のフレンチアルバム。"パリの空の下"や"バラ色の人生"などの定番の曲が満載で、家で聴いていてもお洒落なカフェにいるような気分になります。ハーモニカの音を聴くとなぜだか心が落ち着きますね。どこか懐かしいノスタルジックな音色が大好きです。シールマンスはジョン・レノンにも影響を与えたという人で、日本でもハモニカおじさんとして一時期CMなどにも出演していました。

 

posted at 2008/06/05 20:50 | ぽっぺん |
Comments
iTunesで検索してみました。
とっても耳心地がよいですね。
私はきのうけふの家路はマーラーの歌曲どすなあ。なんででしょうね〜。
commented by 秋泉
posted at 2008/06/05 23:27
ページの先頭 に戻る

2008/06/01

韓国レポート3(風景編)[diary]

韓国レポート第3弾は韓国の風景を紹介しながら感じたことを書いてみます。

ソウルのホテルの窓から見た風景。韓国は車が多い。バイクや自転車はほとんど見かけない。ほとんどがHyundaiなどの韓国製で、深夜になってもたくさんの車がかなりのスピードでビュンビュン走っている。車の値段は日本とそんなに変わらないが、ガソリン代が高くつくらしい。それから高層マンションが到るところに建っていて、漢江(ハンガン)沿いにも林立している。値段も日本とそんなに変わらないらしい。ソウル市内はいわゆる億ションばかりで、芸能人やセレブが住み、若者のあこがれになっているそうだ。冬は氷点下20度になることもあるそうで、ベランダはすべてガラス張りで独特の景観をつくり出している。もちろん全戸オンドル付き。

団体ツアーにつきものの免税店巡り。費用の節約のためにやむを得ない部分もあるが、ブランドものに興味のないぽっぺんにとっては無駄な時間だ。ここは新羅ホテルという超一流ホテルの免税店。その横に昔の迎賓館を再現したものがあって、これは実際に宴会などに使っているそうだ。その中庭からふと見上げると新羅ホテルがそびえ立っている。なんだか今の韓国を象徴している風景に思えた。韓国は儒教の国で、若者は年上の人をとにかく敬う。宴会でも自分より年上の人が箸を付けるまでは絶対に飲み食いしない。特に年寄りを大事にする。横断歩道でも年寄りが歩いていたら若者は何のためらいもなくすっと手を引いて一緒に渡る。しかし、時代の移り変わりはどうしようもなく、若者の意識も変わりつつあって、かつての日本がそうであったように、経済的には豊かになっても人間として大事な部分をどこかに置き忘れてしまったような、心を病んだ若者が増えてきているそうだ。

山井湖水から空港に向かう途中、トイレ休憩のために立ち寄った駅。なんと「イムジン河駅」と書いてある。トイレを済ませてホームに出てみる。こちらでは改札口はなく、切符は列車に乗るときに車掌さんに見せる。なので、だれでもホームに入ることができる。ホームの表示板に「平壌まで209km」と書いてある。ここから北朝鮮に向かう列車が出ているのだ。いまだに北と南に分断されて会うことのできない家族がいる人もいるのだと改めて考えさせられた。そういえば駅の掲示板には無数のメモが貼り付けてあった。よくある旅の記念か、恋人同士の思い出作りかなんかだろうと思っていたが、あとで同行のAさんから言われて気がついた。そんなものではなく、離れた家族へのメッセージではなかったのか。再びバスに乗り、しばらくするとイムジン河が見えてきた。写真ではよく見えないが、実は道路に沿ってグルグル巻きにした鉄条網が張り巡らせてある。ここは北朝鮮にほど近いので、川岸には出られないのだ。この国には軍隊があり、若者は徴兵される。時代が変わって若者も様変わりしたとはいえ、韓国の若者は日本の若者よりずっと頼もしく思えた。身近なところに戦争があり、常に家族のこと仲間のことを考える状況にあるからだろう。日頃若者に接する機会の多いぽっぺんには考えさせられることが多かった。
これは山井湖水のホテルの前にあった交通標識。一般車両と戦車の重量制限が書いてある。一見すると、日本でも見かけそうなありふれた形の標識だが、日本ではまずあり得ないものだ。日本人と韓国人は顔形はそっくりで、ほとんど見分けがつかない。しかし、中身は随分違う。韓国の人は自分の意見や希望をはっきり言う。我々日本人から見ると厚かましいように思えるのだが、彼らは幼いときから「自分の意見ははっきり言いなさい。あとから実はこう思っていたのにといってもそれは通らない。」と教えられている。もちろん自分の意見ばかり押し通せといっているのではない。おたがいに自分の主張や意見を分かってもらって、そこから話し合いをはじめるのだ。だから最初に言わないのはルール違反なのだ。実に大陸的だと思う。

posted at 2008/06/01 15:14 | ぽっぺん |
Comments
おかえりなさいませ〜。交通標識の画像、ドキッとしました。
この國が置かれ続けた状況は、この島国にも無縁ではないはずどすなあ。
昨年職場でこの國への旅を提案しましたが、即却下。いたしかたないことでございます。なにはともあれ、ご自愛ください。
音楽は別腹だ!
commented by 秋泉
posted at 2008/06/02 23:07
レポートお疲れ様です。
充実した演奏旅行だったようで(^-^)

今週は久々の練習です。楽しみませう!
commented by くらっち
posted at 2008/06/01 19:35
ページの先頭 に戻る

韓国レポート2(グルメ編)[diary]

韓国レポート第2弾です。今回は演奏会中心の旅だったので、自由時間がそれほど無くてあちこち回れませんでしたが、食事を中心に紹介します。

5/22(木)夕方6:00頃ホテルに到着。旅行社の手配でみんなで海鮮チゲ鍋を食べに行く。キムチは食べ放題!お酒はもちろんマッコリ(どぶろく)!写真で見ると美味しそうに見えるでしょ?でもこの鍋が激マズ(>_<) 韓国通のHさんやSさんは激怒してました。メニューをよく見ると店名の横に「日食」と書いてある。つまり日本人専門のお店と言うこと?それにしてもメニューに「二日酔い止め」と書いてあるんだけど、これって何だろう?

さて、翌23(金)演奏会当日に出されたお弁当。韓国では冷たいごはんを出すのは御法度なのでお弁当も温かい。キムチ数種類とフライ、肉と野菜の炒めもの、生の青唐辛子などのおかずにご飯と水キムチのようなすっぱいスープ。キムチは昨夜のチゲ鍋屋のよりも美味しく、それなりに満足しました。それから隣の写真はコンビニで見つけた十六茶ならぬ"十七茶"。韓国にはファミマやセブンイレブンなどの日本でもおなじみのコンビニが普通にあり、おにぎりやサンドイッチもありますが、タマゴサンドは見事にキムチ味でした。

演奏会翌日5/24(土)、韓国男声合唱団の団長さんの故郷にあるサンジョンホス(山井湖水)というリゾートホテルに移動。ここは北朝鮮との国境に近いところにあり、バスで3時間ほどかかる。途中冬ソナに出てきた南恰島(ナミソム)というところに寄ってロケ地を観光し、昼食にここの名物「ダッカルビ(鳥肉のバーベキュー)」を食べる予定だったけれど、大渋滞に巻き込まれてしまい、到着したときは既に出発予定時刻。観光はカットになった上、ダッカルビはすっかり冷たくなっていました。温め直しもなし。しかもビールは生ぬるい。ここも例の「日食」だったようです。

夕方4時半頃山井湖水に到着。自然に囲まれた美しい場所。マッコリの産地として有名なところだそうで、ここでしか飲めない生マッコリがある。さっそく温泉に入ってくつろぐ。汗を流してさっぱりしたところで、6時半から公式レセプション。挨拶等のセレモニーの後は焼き肉パーティー。料理はどれも美味しかったです。テーブルの写真の右端に移っているのが生マッコリ。韓国の団長さんはこいつをお茶碗みたいなデカイぐい飲みになみなみとついで、一息にクイッと飲み干しました。韓国の人は男性も女性もみんなお酒が強くてパワフル!11時を過ぎてからキャンプファイヤー。全員で握手を交わし友情を確かめ合いました。そのあと部屋で3時まで飲みました。

   

posted at 2008/06/01 12:50 | ぽっぺん |
Comments
ページの先頭 に戻る

韓国レポート1(演奏会編)[diary]

5/22(木)から25(火)まで、韓国男声合唱団(KMC)の創立50周年記念"第10回韓日親善男声合唱演奏会"に出演するため韓国に行ってきました。ぽっぺんの所属するのは"OSAKA MEN'S CHORUS"(OMC)という大阪の老舗の合唱団(今年創立43年)で、"東京リーダーターフェル"(TLT)というこちらも創立83年という超老舗の男声合唱団と一緒に参加しました。OMCは得意の"Sea Chanty"(大航海時代の船乗りや海賊の歌)をひっさげて衝撃の韓国デビューとなりました。KMC,TLTともに比較的まじめなクラシカルな曲目をひたすらまじめに歌うタイプの合唱団で、それぞれ韓国と日本を代表する男声合唱団と言っても過言ではないほど演奏水準は非常に高いのです。そこにギター、ハーモニカ、アコーディオン、ウッドベースの伴奏付きの曲や、繊細なアンサンブルのアカペラ曲を、ユーモアあふれる司会(もちろん韓国語)を交えて披露すると、聴衆はノリノリで、最後は拍手の嵐、スタンディングオベイションで応えてくれました。OMCは一度聴くとファンになる人が多いのですが、韓国でも同様で、演奏会終了後ロビーに出ると何人もの方から握手攻めにあいました。
  さて、会場となったのはソウル近郊の高揚(ゴヤン)市というところにある昨年4月にオープンしたばかりの市立ARAMオペラハウス。1800人収容で、舞台の左右と奥にも舞台がある本格的なオペラハウスで、オペラ以外の演奏会は今回が初めてだそうです。ただし、コンサートホールと違って残響が十分とは言えず非常に歌いにくい。ホールが即席のひな壇と反響版を作ってくれましたが、焼け石に水で、立ち位置のベストポジションを探すのにリハーサルの時間の大半を費やしてしまいました。とはいえ、設備としては最高のもので、オペラハウスの隣には1500人収容のコンサートホールと、300人収容の小ホールがあり、一地方都市にこんな施設があるなんて日本ではとても考えられないことです。クラシックを理解できないどこかの知事さんに見習って欲しいとつくづく思いました。

posted at 2008/06/01 10:58 | ぽっぺん |
ページの先頭 に戻る